「農業衰退の理由」   

今日、秋田県の水田協の幹事会が開催されたが、非公開のため、どんな内容なのかはわからない。

赤松大臣はペナルティを科さないと言ったが、どうもそのようにはならないようだ。

赤松大臣が発言をしたからこそ問題の本質が出てきたのであり、赤松大臣の発言が無ければ全く議論にもならず、今まで通りの配分をされたことだろう。

それにしても、赤松大臣が来村して二ヶ月近くになるが、秋田県農政の課題は大潟村のペナルティ問題に多くの時間を費やした。

本当に生産性のない、もったいない話だ。国の新しい農業政策の対応に向けてやることは、山ほどあるのではないか。

残念ながら、それが現実であると考え、私ができる限りの努力をして、その現実に対応していかなければならないと考えている。

今日は、午後から協会の生産者会員に、新しい農業政策の参加の説明会を行った。説明会では宮崎組合長の現状説明と、協会の取り組みについて説明を行った。生産者会員には昨年、第1回目の説明会を行っており、今回で2回目になる。

生産者会員には、主食用米、加工用米、新規需要米のどれを栽培しても、収入に差が出ないようにするとの説明をした。さらに、近日中に主食用米の面積が確定するので、それまで待って頂くようにお願いをした。

私は、今までの経験を活かして米の加工食品を開発し、少しでも高く、農家の支払いができるように全力を挙げて取り組まなければならない。

そのための準備を一年間かけてやってきた。

今こそ、その成果を出す時が来た。

by a-wakui | 2010-01-14 18:38

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