「米めんとしての価値」   

そんな状況ではあるが、量販店や飲食店のバイヤーからは、協会の米めんについての問い合わせがとても多くなってきた。商談についても、6月から始めるために急ピッチですすめている。

夏のシーズンに合わせて、「冷しめん、サラダめん、つけめん」等、冷たいスープで食べるメニューに対応できる米めんの依頼が多い。夏用のメニューの打ち合わせが終ると、今度は、秋用の温かいメニュー対応の米めんの依頼もくるようになった。

小麦粉食品に代替するための米粉食品としての食文化がない日本で、小麦粉食品の代表格である「小麦めん」に替えて、「米めん」を提案するのはとても難しい。

米めんは小麦めんに代替するものではなく、米めんとしての価値を創造しなければならない。それは、「味であったり、機能性であったり、利便性であったり」、小麦めんにはできない、米めんとしての特性を表現できなければならない。

それが簡単にできたら何も問題はない。簡単にはできないからこそ価値がある。

by a-wakui | 2010-04-19 17:37

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