「視察最終日」   

昨日は飛行機の出発時に、大雨とカミナリで飛行機が飛べるかどうか心配したが、2時間遅れでようやく飛べた。

ホテルに着いたのが夜の10時半で、レストランは開いていないので、コーヒーショップで軽い食事をして、11時半頃ホテルに戻った。

今日も昨日の機械メーカーの機械が利用されているという、食品工場を訪ねた。

今日の設備は今回の視察の目的である設備をフルラインで見ることができ、商品を造るための原料の条件、商品の仕上がり、設備費等々、くわしく聞くこともできた。

今日で3日目の視察になったが、3ケ所を段階的に見ることによって、視察の目的がより良く理解できるようになっていた。

また今回の視察によって今まで疑問に思っていることを幾つか解決もできた。

今回の中国視察で分かったことは、日本の米粉技術とは全く異なる別次元の米粉技術であり、この技術を応用すると、日本の米粉技術は飛躍的に進歩するのではないか。

設備等についても、日本の20分の1くらいなので驚いた。日本向けに手直しを加えても10分の1くらいなのではないか。

今回の視察は、商社の中国人社員が同行してくれたので困ることはなかったが、私達だけでは空港から出ることもできなかったのではないか。

中国人は飛行機の中でも車の中でも、どこでも、また携帯電話でも、とにかく大声で話をする。そのため人が大勢集まると、ものすごい騒音になる。また人も車も信号無視であるから事故がないのが不思議である。

この広い中国と13億人を統一していくのは、とても大変なことだと改めて実感する。

by a-wakui | 2010-08-23 17:59

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