一番大事なもの   

今日は、早朝から白神山水の役員会があった。

六月から交代制で増産ができるため、白神山水の販売計画を再検討することになった。

震災の影響により、協会が米を納めている外食関係のお客様が減少したため、業務用米の出荷量が減少していたが、連休明けから出荷量が回復してきた。

協会の業務用米の出荷量が回復したことは、外食関係のお客様が戻ったことであり、一般経済の復興を感じさせる。

ようやく協会の仕事も復興段階に入ったので、これからは米めん の販売に本格的に力を掛けられるようになった。

今日は天気が良いので、田植えを始める人もいるが、我が家では代かきをやり、田植えは15日の予定をしている。

今日で震災から二ヶ月経った。昨日から福島県の原発警戒区域の一時帰宅が始まった。

多くの方が一時帰宅で持ち帰ったものは、「アルバム、位牌、日記、電話帳、年賀状、通帳、ハンコ、証書類」だった。

二ヶ月間避難所で考え抜いた、一番大事なものを持ち帰ったのだが、一番大事なのは‘思い出‘だった。

人間一人一人の思い出は、金で買えるものではないので、今回の原発事故の罪は尚重いものがある。

by a-wakui | 2011-05-11 18:32

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