買い溜め   

今日も暑く、30℃を超えている。

今日のニュースでも、放射能汚染の心配のない九州のお米が、消費者より、何ヶ月分も買い溜めがされていると報道されていた。

千葉や茨城のお米に放射性物資が検出されないとしても、新米期からの売れ行きはどうなるのだろうか。

また、一般の消費者が、お米を数ヶ月分も購入すると、必ず味が落ちて、処分に困ることになる。

一般の消費者の立場からすると、放射性物質が検出されないとはいっても、わざわざ東北のお米を購入する必然性はない。

最初に九州や関西地方のお米を食べ、次に北海道のお米を食べ、次に北東北のお米を食べても良いと考えるのが普通の考え方ではないか。

放射能汚染問題は、安全か安全でないかにかかわらず、安心できるか安心できないかの問題である。

風評被害とはそのようなものであり、風評被害を防ぐには、消費者が正しい判断ができるように、正しい情報を伝えることが必要になる。

これから、関東、東北地方の稲刈りが始まると、毎日のようにお米の放射能汚染状況が報道されるのではないか。

そのような環境の中で、どのようにしたら風評被害を防ぐことができるのか、改めて真剣に考えなければならない。

by a-wakui | 2011-08-15 18:13

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