大潟村の真価が問われる   

今日、お盆に来られなかった妹夫婦が遊びにきた。

昨夜、新潟港からフェリーに乗り、朝、秋田港に着いた。

明日の朝、車で新潟に帰る予定である。

今日も晴れ、稲の実入りも1日ごとにすすんでいる。

今年は、4年に1度の大潟村の「村長・村議会議員」選挙の年である。

告示日は8月21日なので、最終候補者の確定はしていないが、立候補予定者はそれなりの準備をしているようである。

大潟村に入植して、10回以上の選挙があったが、当初の頃のように、作付問題で村を二分することはなくなった。

また大潟村で生まれ、小・中学校と同じ学校に通った子供達も多くなり、様々な人間関係ができ、一家で複数の候補者に投票するようになった。

また、村長をはじめ、候補者の多くが二世の時代になったため、新しい人の流れができるようになった。

選挙は民主主義の維持にはとても重要なことだが、積極的に立候補しようという方はとても少なくなり、候補者を揃えるのにとても苦労するようになったようだ。

世の中は急速に変化しているので、その変化に対応するためには、先見力があり、実行力がなければならない。

それらを併せ持つ候補者を、どのように選んだら良いのか。

日本のモデル農業の創造を目指して生まれた大潟村の、真価が問われるのはこれからである。

by a-wakui | 2012-08-19 17:33

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