「ゼロからのスタート」   

5月上旬より、会員の皆様に野菜をお届けするための準備を急いでいる。野菜は、米と同じように基本食料であり、食卓には欠かせないものである。

1年間安定して野菜をお届けするためには、夏から秋までしか栽培できない秋田県産野菜だけにこだわるのではなく、全国からおいしく安全で安心できる野菜を準備しなければならない。
また、野菜の産地、生産者、栽培方法の情報公開と、公開内容の確認ができるシステムを構築しなければならない。

会員の皆様だけでなく、おいしく安全な野菜を求めている多くの方達に、どのように情報を伝えるか、どのように注文を受け、どのように発送するのかを決定しなければならない。

21年前に、あきたこまちの産直を始めるため協会を創立した時も、今のように全てがゼロからのスタートだったことを思い出す。
協会創立当初、精米設備もコンピュータも袋も箱もなく、販売方法もわからず、社員もそしてお客様も1人もいなかった。あるのは自分たちが栽培した「あきたこまち」と、農業の将来に対する夢だけであった。

by a-wakui | 2008-04-16 14:52

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