2008年 09月 18日 ( 1 )   

「残された農地」   

どんなに立派な政策でも、当事者がその必要性を感じなかったら、政策を受け入れることはしないのではないか。
今までは確かにその通りだっただろう。

私の身近な話だが、義父が20年ほど前に、「俺は死んでも農業をやめない」と言ったことがある。その義父は交通事故で10年前から寝たきりになり、今年、91歳になる。
日本中の農家の多くは、私の義父と同様に、死んでも農業をやめないという信念を持っているだろう。
しかし現実は、そんな信念は何の役にも立たないことを実感させられる。

日本農業は、近い将来、農業者が急速に離農することを現実のものとして、その将来に備えなければならないのではないか。

農業をやめることは、恥ずかしいことではなく、まして犯罪でもない。大切な農地を荒らしておくことの方が恥ずべきことである。残された少ない農地をどのように活かすか、真剣に考えなければいけない時期が来たのではないか。

by a-wakui | 2008-09-18 09:18

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