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「米粉の将来」   

先日、米粉に関して日本最大規模である群馬製粉株式会社を訪問した。山口社長より、米粉に対する情熱を伺いながら、会社見学をさせて頂いた。10年以上米粉の研究に打ち込んできた研究者タイプの社長であったが、日本の米粉の将来は、この若い社長にかかっているのではと考えさせられた。

現在米粉の利用は23万tくらいであるが、日本が抱える課題としては、500万t~1000万tの利用に踏み込まなければならない。まさに国家戦略として取り組まなければならない仕事であるが、現状はそのような対応ができるようにはなってはいない。米の精米は800万tの世界であり、麦の製粉は500万t、米粉は23万tの世界である。そこに500万tから1000万tの米粉の世界を造ることなくして、日本農業の再建と食糧自給率の向上はできない。

by a-wakui | 2009-02-28 13:41

「付加価値のある国産米粉商品の創造」   

協会が新しいことに取り組む時に、何から何まで全て協会の力でやることはできないが、今までの技術や知恵を組み合わせることにより、過去にない新しい技術を創造することができるのではないか。

米粉はすでに23万tも利用されているが、そのほとんどが輸入米粉である。安い輸入米や輸入米粉が利用され、米粉商品が造られている。その商品分野の中に国産の米粉の商品を造るには、新しい付加価値を造りださなければならない。それができるか否かで、日本農業の未来が分かれ、そして協会の将来も決まるのではないか。

by a-wakui | 2009-02-27 16:26

「未知の領域を歩む意味」   

減反が始まって40年、その間に様々な技術革新があり、40年前にはできなかったことも、今ならできるのではないか。

日本人は米を減反することばかり考え、米の新しい利用を考えることが少なかった。今の技術を利用して米の付加価値を上げることを考えたら、何か新しいことができるのではないか。他の人がやった後をついて行くのはとても楽である。

他の人がやったことのない未知の領域を行くことはとても難しいことだが、協会は今まで、その未知の領域を歩いてきた。これからもそうでなければ、協会の取り組む意味がないのではないか。

by a-wakui | 2009-02-26 16:46

「新しい世界の開拓」   

日本人は国ができてから何千年もの間、全ての国民が十分な食糧を得るために、様々な努力をしてきた。そして昭和40年代に入り、ようやく日本の主食である米の増産ができるようになり、米が過剰の時代を迎えた。

米が過剰の時代は喜ばしい時代であったにもかかわらず、日本人は米が余ることは悪いことだと考えて、米を減らす政策を40年間続けてきた。

余った米で新しい食品を造ることにエネルギーをかければ違う世界が拓けたのかもしれないが、今さらそのことを悔んでも仕方がない。新しい世界は、自分達が拓かなければならない。

by a-wakui | 2009-02-25 15:26

「協会独自の米粉製造の確立」   

協会には発芽玄米ラインがあるので、そのラインを活かすことができれば他社とは違う米粉ができるのではないか。

協会は米粉の製造に関しては、他社から大きく遅れているが、他社と同じ方法ではなく、協会独自の米粉製造の仕組みを開発し、その仕組みを利用した商品開発に取り組まなければならない。

100万haの減反をやめれば500万tの米が増産される。この500万tの米の利用価値を見つけることができれば、新しい農業の姿が創造され、自給率も大巾に上がる。反対に、500万tの米の新しい利用方法が見つからなければ、日本では生産者が激減し、結果として、需給バランスが合うまで今のまますすむしか方法がないのではないか。

by a-wakui | 2009-02-24 14:49

「他社と違う米粉商品」   

米の加工食品として、最初は「おこわ、おはぎ、大福、だまこもち、白玉粉」などに取り組み、それぞれの造り方、見積、営業先などの見込がついた。そのため、米の加工食品として次のテーマに移る。

次のテーマは、やはり米粉である。「白米粉、玄米粉、発芽玄米粉」など、米粉の原料は様々あるが、それぞれの原料をどのようにして米粉にするか。その米粉からどのような商品を造るかということだ。

今まで様々な方が米粉をつくり、米粉商品を造ってきた。同様の商品はいつでも造れる。協会はどこに強みがあり、他に比べて何が違うのか。強みがあるとしたら、その強みを活かすことができないのか。

by a-wakui | 2009-02-23 10:31

「米粉のα化」   

先日、お菓子屋さんと話をした時に、「小麦粉はα化しているが米粉はα化していないからダメだ」と言われて驚いた。

私はそれまで小麦粉がα化して納入されていることを知らなかった。しかし、普通は米粉はα化していないことは知っていた。米粉をどの段階でα化するのか、また何回α化したら良いのか。
α化の程度はどのようにしたら良いのか。

ここに米粉利用のカギがあるのではないか。

by a-wakui | 2009-02-22 17:37

「他社での研修」   

先日、山形県の加工食品メーカーを見学した。売上500億で社員約1000人、創立が昭和12年の会社であった。やはり、時代に応じて扱う商品は変わり、今では3000品目以上の商品を扱っているという。

私が関心を持ったのは、「商品企画、商品試作、品質管理」の部門が一体化しており、三部門の社員が合計60人程いたことである。分析装置も、基本的には協会と同じものを揃えてはいるが、設備的にも人員的にも技術的にも協会のレベルを超えているので、協会も参考にしなければならないと感じた良い研修だった。

by a-wakui | 2009-02-21 16:45

「日本農業の発展の方向性」   

日本農業は、「減反の選択制と平成の農地改革」を基本政策とすることにより、発展の可能性がでてくる。

他の政策としては、米粉の活用による粉食文化の普及、農産物の産地表示の義務化、違反者の罰則強化等々を併せることにより、日本農業は今までとは異なる発展への方向性を示すのではないか。

今までの方向性を大きく変えようとすると、必ず反対勢力が出てくる。その人たちは今までの政策が自分たちにとって、とても都合が良いから、新しく変わって欲しくないのだ。

その反対勢力が出ることで、初めて新しい政策の効果が期待できる。反対勢力の出ない政策は、もともと、あってもなくてもどうでも良い政策だ。是非とも減反政策の選択制をすすめて欲しいと願う。

by a-wakui | 2009-02-20 10:42

「日本農業の再建」   

多くの方から、減反の選択制についての意見を求められる。私は、減反の選択制については大賛成ではあるが、そのことだけでは日本農業の問題は解決しないと述べさせて頂いている。

日本農業は、2つの大きな病を抱えている。その1つが全国一律の減反政策だ。そしてもう1つは、農地が小面積に分散していることだ。

小面積に分散している農地を集約し、効率的な経営ができるようにしなければ、日本農業の再建はできない。私は、このことを「平成の農地改革」のすすめとして、昨年11月10日に各関係者に提案させて頂いた。

by a-wakui | 2009-02-19 14:41

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