「米(マイ)アルバム」   

協会では今年、様々な取り組みに挑戦している。

そのひとつに、お米の贈答方法に新しい発想を加えた「米(マイ)アルバム」がある。
単にお米を贈答するだけではなく、贈答のお米に自分の思い出、記念になること、今伝えたいことを添えることを考えた。
赤ちゃんの誕生祝い・入学式・結婚式・お見舞いのお返し・趣味・旅行等、何でも自分が感じたそのままを、写真やメッセージを、お米の袋にプリントして贈答する。
祖父母から孫へ、孫から祖父母へ、友から友へ、どんな人にもどんな形でも対応できる。
お米の贈答の新しい形であり、ホームページにも詳しく紹介している。

この考え方を応用すると、1枚からでもPBが出来る。
量販店や通販会社では自社のPB商品を求めているが、販売量が足りないとPB商品に取り組みにくい。
その場合は、協会のやり方だと1枚からでもPBができる。関心のある方には、是非お勧めしたい新商品である。

# by a-wakui | 2008-05-15 16:14

「炊飯指導」   

協会は、秋田県から全国にお米をお届けしているので、同じお米をお届けしても皆炊飯環境が異なる。今までの経験から、桜前線の北上に合わせて炊飯条件も異なってくる。
そのたびに水量を増したり、水温を下げるために氷を入れたりと炊飯条件の提案をする。

また、炊飯釜も、リンナイ、パロマ、連続式、多重式、単式等、メーカーや炊飯方法も多種類ある。おまけに地域によって電圧も異なり、様々な炊飯対応をしなければならない。
協会が業務用の営業を始めた時は、北海道から九州まで、炊飯釜を持って炊飯指導ができる産直会社として営業活動をした。

その営業活動を通して、北海道から九州までの炊飯対応ができるようになった。何事も経験である。

# by a-wakui | 2008-05-14 09:28

「水管理」   

田植えが終わると、田圃の管理は水管理が中心になる。短い苗を大きな田圃に植えているので、苗が水に埋まらないように、また水から外に出すぎないようにと水の調節をする。
田圃の水は、風や温度で蒸発したらネズミの穴で抜けたりする。そのために、晴天が続くと3日~4日で水を足す。
10日程すると、苗も3cmくらい伸びる。植えた当初は水の調節に気を使うが、植えて10日程経つと苗も長くなるので気が楽だ。

協会でも、今までは冬場の管理体制であったが、これからは夏場用の管理体制になり、倉庫も稼動を始める。
低温倉庫の温度は15℃に設定している。11月から5月上旬までは倉庫内は15℃以上にならないのでクーラーはつけないが、5月も中旬になると気温がどんどん上がるので、倉庫内温度を下げるようにする。

温度が高い時と低い時では、袋の接着温度や精米機・色彩選別機の暖気運転の時間も変える。また、水温の上昇により、米の炊飯時間も変える。

# by a-wakui | 2008-05-13 15:42

「田植機の開発」   

5月はじめの連休前半までは高温続きだったが、6日以降は平年並から平年以下の気温になり、連日風が吹いている。
大潟村のほとんどの農家は田植えを始め、20日頃までに90%の田植えが終わる。

40年前の入植当初は、直まきの失敗から手植えになったが、10haの苗取り・田植えに150人もの人手がかかった。その後、15haになってからは、田植機の利用が始まった。
田植機の開発がなければ、人手間もなくなったので無理をしてでも直まきを継続したのだろうか。もしそうしていたら、入植者の3分の2はすでに離農をしていただろう。
技術革新は日進月歩しているので、今の田植機の利用がいつまで続くのかはわからない。

大潟村でも、直まきの研究を続けている方が10人くらいいる。
直まき用の機械は田植え機の改良型で、性能の良い機械ができたが、まだ良い品種が出ていない。
しかしながら、地球温暖化により温度が2~3℃上昇すると、秋田県も直まきが普通になるかもしれない。

# by a-wakui | 2008-05-12 17:12

「食と農の新しい取り組み」   

21年間、米だけに取り組んできた協会が野菜に取り組む。
このことを聞いた人は、米が売れないから野菜に取り組むと思うだろうか、それとも協会が新しい取り組みを始めたことで何かが始まると思うだろうか。

道端の雑草を見て、何かを感じる人と何も感じない人がいる。
木の上の鳥を見て、何かを感じる人と何も感じない人がいる。
どちらを選ぶかはそれぞれの自由であるが、その先には大きな違いが待っているかもしれない。

私は40年以上、米づくり人生を続けてきた。途中何度も野菜に挑戦し、ことごとく失敗してきた。米は失敗しても予定の80%は収穫でき、経費も回収できる。
野菜は失敗すると100%だめになり、米作りの何倍もかかる経費は皆借金になる。
米作りは土を選ぶが、野菜作りは米以上に土を選ぶ。
主食としての米を作るためには水が絶対条件である。そのため日本人は、水の便のある、あらゆるところに米を作ってきた。
そして米が作れない所に野菜を作ってきた。米が作れないところとは、水がない所である。
野菜にとっても水は必要であるから、雨が降る直前に種をまいたり、苗を植えつけたりして、その地域特有の野菜の栽培技術が発展してきた。

そのため私は、野菜が作れない大潟村で無理に野菜を作るのではなく、米が作れず野菜作りに人生をかける農家の野菜を、会員の皆様の食卓にお届けすることで、食と農の新しい取り組みを構築したいと考えている。

# by a-wakui | 2008-05-11 15:31

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