『柔軟な考え方」   

平成22年度に大潟村で生産される新規需要米は約2万5000tになる。
協会の会員も6000t近い新規需要米を生産することになる。

また、私の仲間の新規需要米をプラスすると1万tになる。
この米が収穫されるのは、来年の秋になる。

平成22年の秋から23年の秋までかけて販売すれば良いことになるが、そのためには、今年の新規需要米をどれだけ販売できるかにかかっている。

来年の秋までかけて3000tの新規需要米を販売することができれば、来年は1万t栽培しても販売できる。
新規需要米全てを米めんで販売すると考えるのは少し難しいかもしれないが、ミックス粉として販売することもできる。

新規需要米がどの分野の業種・業態に販売できるのか、どのような商品を開発できるのか。今までの経験を活かし、あらゆる知恵を出さなければならない。

新規需要米を「米めん」だけに固執すると良い知恵が出ない。また、自分で全ての商品を加工しようと考えるのも良くない。

「米にこだわり、米に固執せず。米めんにこだわり、米めんに固執せず。」
常に考え方を柔軟にしておかなければならない。

by a-wakui | 2009-11-13 18:04

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