「新しい農業政策に参加するための道」   

今日は、一年半ぶりに人間ドックに入った。本当は、5月にドックに入らなければならなかった。
5月は米めん事業に取り組み始めたばかりで、全国に営業中のため、ドックに入る余裕がなかった。

昨日、農水省の山田副大臣が、秋田のJAこまちで、戸別所得補償制度について講演を行った。その講演の場において、あらためて新しい農業政策に参加する農家にペナルティを科さないという国の方針を示した。

そして、今まで参加してきた人も、これから参加しようとする人も、お互いに納得できるように、良く話し合いをするようにとも話された。

今までの減反政策に参加していないのは大潟村だけではない。

大潟村以外の市町村にもたくさんいる。

当然のことながら、全国にもたくさんいる。

その人達が新しい農業政策に参加するための道は、できるだけ閉ざさない方が良いのではないだろうか。

ヨーロッパに、「新しい酒は、新しい皮袋に入れる」という古くからの諺がある。
新しい農業政策には、古い習慣は似合わないのではないか。

国の新しい農業政策の細目は、若干遅れるかもしれないが、骨子は決まっているので、種子の準備や営農計画の組み直しを進めなければならない。

協会は、協会の生産者会員を中心に対応していくが、今回は大潟村全体としての取り組みと併せて、今後の方向性が決められるようにしたいと考えている。

by a-wakui | 2009-12-19 17:24

<< 「農業の6次産業化」 「正しいと信じた道を進んで行きたい」 >>

ブログトップ | ログイン