「一喜一憂の日々」   

米作り農家は、春が来たら種をまき、田植えをする。そして、夏の暑いうちに田圃の草取りや畦道の草取りをし、秋が来たら稲を刈る。

1年に1度しか成長しない一毛作の米作りのため、何十年経っても、米作りにおいては同じ作業の繰り返しである。

私が50年前に親の手伝いをした時も、そして今も同じ頃に種をまき、同じ頃に植え、同じ頃に収穫をする。

違ったのは、苗代が育苗箱に、手植えが機械植えに、牛がトラクターに、カマがコンバインに、ハザガケが乾燥機に変ったが、稲が育つ生理に変りはない。

そして毎年変る天候で、不作になったり、豊作になったりと、私が米作りを始めてから50年近く、毎年変らない一喜一憂の日々だ。

今日当りから、大潟村は一斉に種まきが始まったが、我が家では種まきも終り、耕耘に大忙しだ。

ハウスの中の苗も伸びてきたので、太陽が出たら注意しなければならない。

by a-wakui | 2010-04-15 17:50

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