今年は米粉食品普及元年に   

今年も新しい年が始まった。

今年は、米粉食品普及元年になるのではないか。

昨年末から、具体的な商談が始まった。特に大手食材卸の販売計画は、全く違う商品だが大いに期待している。

また、揚げめんタイプも今までの米めん の営業とは違う営業ができる。

さらに、3月には、インスタント米めん も発売できる。

米めん に取り組んで2年たったが、相変わらず大きな販売実績は出ていないのに、これからの販売に期待ができるというのもおかしいかも知れないが、ようやく期待できるところまできた。

米めん の販売拡大のためには、単に米めん を営業をしても実績は出ない。

米めん を販売するためには、「どのようなスープをつけるか、どのような食べ方をするのか」の提案や、今の米めん に、もうひとつ加工度を加えた米めん の提案がなければ米めん の販売はできない。

今年は、米めん の企画提案を強化し、積極的に行うようにしたい。

高い山に登る時には、頂上に近づくにつれて急勾配になり、苦しくなる。協会の米めん 事業も、ようやく頂上に近づいたので、苦しくなってきたと考えるようにしている。

減反政策を解決するために米粉食品の開発と営業を始めたが、その目標達成のためのハードルはとても高い。

しかし、その高いハードルを超えるために様々な努力をすることで、協会には今までにない力がついてきた。

2年前には、米粉でどんな食品ができるのかさっぱりわからなかったが、今は様々な米めん ができるようになった。

3月にはインスタント米めん が発表できることを誰が考えただろうか。

これからも様々な苦しいことが続くかもしれないが、協会がより高い山に登り続けていることの証明であり、山の頂上に近づいたことの証明でもある。

日本の農家の中で、私一人くらい、米の新しい需要開発のために、正月中も悩み苦しんでいる農家がいても良いのではないか。

by a-wakui | 2011-01-01 18:00

<< 米めんの利便性を追求 大晦日に >>

ブログトップ | ログイン