被害状況   

昨日は、宮城県古川市に住む弟の所に泊った。

古川市も、古い家屋は大きな被害を受けたが、弟のところは、家具は皆倒れたが、家屋そのものに大きな被害はなかった。

泊っている時に、何回も余震があり、また秋田県の大館市で、直下型の震度5強の地震があったという。

今日は、仙台市に住んでいる娘のところにきた。

娘の住んでいるところは県庁の近くで、そこも家具が倒れただけで、大きな被害はなかった。

車で仙台空港の近くまで高速を走ったが、津波の被害状況は、海に近づけば近づく程大きくなり、テレビで見ている状況とは比べ物にならない程大きな被害だった。

見渡す限りの田圃に、車が何百台も散らばっている。所々に舟も横たわっている。

また、どこから集まってきたのかと思う程多くの材木が、見渡す限り散乱している。

このような状況が、青森から千葉まで500kmも続いているというのだから、復興までどれくらいの年月がかかるのか、検討がつかない。

津波の被害の他に、原発の被害が進行中である。国も、何から、どこから手をつけて良いのか、とにかく大変である。

今こそ全ての政治家は、国の復興のため協力するべきではないだろうか。

国家のあげ足取りの議論を見たい人は、日本人には一人もいないのではないか。

現在も海の中やガレキの下に、何万人もの人が沈み、埋もれている。震災の大きな被害を哀しみ、日本経済は、まさに沈没寸前である。

地震被害の哀しみは哀しみとして、一日も早く復興に向かわなければならないのではないか。

それにしても震災の被害を目の当たりにし、重い一日であった。

by a-wakui | 2011-04-02 19:16

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