重くなる責任   

今日から9月、連日の晴天から一転、曇り、小雨の天気だが、大きな台風が近づいている。

3日~4日頃、秋田に近づき、大雨を降らせるようだ。

タツコモチは、多少の台風は心配ないが、あきたこまちは心配だ。

昨日、放射性物質の測定のために、検査機関に新米を送った。

明日の午前中に測定を行うので、昼には結果がわかる。

ゲルマニウム半導体検出器で、1ベクレル/㎏の検出限界値まで測定するので、自然界の放射性物質を検出するかも知れない。

1ベクレル/㎏以下まで測定しても、放射性物質が検出されないお米をお届けするとしているが、その時はその時で、会員皆様に報告をして、会員皆様の判断にまかせるようにしなければならない。

今日は、秋田県で新米の放射性物質の測定結果が発表された。

検出限界値が20ベクレル/㎏のようだから、放射性物質が検出される心配は全くないのではないか。

心配すべきは、風評被害によって、秋田県のお米の価格がどうなるかだ。

放射性物質の測定を義務付けられた、関東・東北の17県の測定が進み、一部を除いて、ほとんどのところで放射性物質が不検出になっている。

関東の新米が出回り始めると共に、米価は下がってきた。

今月下旬からは東北の米が市場に出るが、価格がどうなるか見当がつかない。

どんな時代がきても、生産者会員の皆様が、これからも安心して農業経営ができるようにすることが、協会の責任であると考えている。

そのことで、消費者会員の皆様に、これからも安全で安心できるお米をお届けすることができる。

協会の責任はこれからますます重くなる。

by a-wakui | 2011-09-01 18:04

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