「風評被害をなくすには国が先頭に立って」   

昨日、財団法人日本穀物検定協会より、23年産米から放射性物質が検出されなかった連絡があった。

同じく、昨日の新聞で、秋田県の検査でも放射性物質が検出されなかったとの報道があった。新聞によると検出限界値が20ベクレル/㎏になっていた。

他の県の検出限界値も20ベクレル/㎏になっているようだ。

土壌汚染のひどいところは、事前に作付制限をしたため、極端な結果が出るところはないのではないか。一部のお米から2ケタ位の測定結果が出るのは仕方がないのではないか。

土壌汚染と作物の吸収係数は、今年の各作物の分析結果を分析すると、相当詳しいことがわかるのではないか。

その結果を活かして、作付体制を決めれば、来年の作付からは、放射性物質が検出されることはなくなるのではないか。

心配されるのは、風評被害である。あるアンケートの結果からも、一般の消費者の100%は「微量といえども、放射性物質が検出されるお米は食べたくない。」といっている。

その放射能汚染に対する風評被害を取り除くには、国が先頭に立って、放射能汚染に対する、正しい情報を、国民一人一人が理解して頂き、一日も早く風評被害がなくなるようにして頂かなければならない。

風評被害がこのまま続くようであれば、東北の農業は成り立たなくなるばかりでなく、日本の食料自給率にも大きな影響を与える。

大きな台風が向かっているようだが、秋田は台風前の暖かい風が吹いている。

秋田に影響が出るのは明日のようだ。

by a-wakui | 2011-09-03 16:26

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