インドネシアの農業の実態   

インドネシアは梅雨時とのことだが、朝は天気が良く、思ったよりも涼しい。

午前中は日本企業を訪問し、今回の視察についてアドバイスを頂く。
午後はジャカルタにある農業大学に行き、大学から見たインドネシア農業の
実態を聞いた。

インドネシアの農家の耕作面積は5ヘクタールが上限で、平均は1.1ヘクタール
くらいのようだ。
このことは、インドネシアの財閥が農地を買占めしないようにするためのようだ。

1年に三毛作のため、農家は皆、専業農家とのことだ。
また、90%以上が手植えとのことだ。直播きが進まないのは三毛作のため、
直播では作期が長くかかりすぎるのではないか。

また、コンバインの普及は1%以下で、ほとんど手刈りだ。
インドネシアでは、稲刈りの10日ほど前に排水をするため、稲刈りの時も
15センチくらい足が埋まるようだ。

農家は乾燥機がないので、99%が天日干しで、脱穀は千歯扱きが中心だ。
中には道路に並べて、車に引かせて脱穀する農家もある。

籾のまま米穀業者に販売するため、歩留まりも価格も低く、農家は皆、貧しいようだ。
国も農家の経済向上のため、農家でグループを作り、そのグループにトラクターを
プレゼントすることをしている。

インドネシアの農業は、大小の精米業者が各村におり、その地域の米の販売を
一手に請け負っているようだ。
農家は、地域の精米業者に販売する以外、他の方法がないようだ。

農業大学の生徒を、インターンシップ研修として、日本で引き受けるための検討を
することにした。
私たちがインドネシアの農業にどのように貢献できるのか、今回の視察を通して見極める。

by a-wakui | 2015-03-09 18:35

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