「大きな変化」   

私は今回の3ヶ年計画の減反政策後の平成22年から、減反政策の廃止、または完全なる
自由選択になり、日本の農業が新しい方向に動き出すことを予測し、協会の生産者会員に
平成22年から新しい農業の時代が来ることを説明してきた。

しかしながら、参議院選挙で与野党逆転となり、減反政策の強化や米価誘導等、まるで10年前に逆戻りしたような政策になった。
そして平成22年より、減反政策等の未参加者にペナルティの法制化を検討するよう、さらに減反政策が強化されるような話も出てきた。

このままでは、農業に対して意欲を持つ人が日本中で誰もいなくなるのではないかと不安になった。ところが、バイオエタノールの需要増、輸入小麦の値上がり、世界的な穀物の輸出規制、米価の国際価格の上昇と、世界情勢の変化により日本の農業政策も大きな変化が望まれるようになった。

by a-wakui | 2008-06-03 15:56

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