「広がる耕作放棄地」   

日本各地で耕作放棄地がどんどん広がっている。そして農家は農業の将来に希望を失い、心の中の耕作放棄面積は、現在の耕作放棄地の何倍もある。
心の中の耕作放棄を現実のものとしないため、減反による米の需給調整の考え方を、根本的に変えなければならないのではないか。

私は、米を畑作に変える減反政策を見直し、米を植えながら減反政策の実効性を保つため、加工用米を減反政策の中心とし、「主食用米と加工用米の輪作」を新しい農業政策にするべきではないかと考える。

当然のことながら、畑作に力を入れたい方には、今まで以上の支援が必要だと考えている。しかし、それは強制ではなく、喜んで畑作を行える環境を整備することで、畑作の専業農家が育つような政策を推進してほしいと考えている。

by a-wakui | 2008-06-21 17:38

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