「農業経営の未来」   

大潟村で通常使用されているトラクターは、150馬力のゴムクローラータイプである。8時間労働で耕耘・代かきは15haが10日程で終わる。24時間使えば10日で45haできるので、1ヶ月間使用すると、1台で100haは耕耘・代かきができる。

当然のことながら、1人でやるのではなく、24時間できるように雇用体制を組む。1年間通して雇用しなくても、時給で雇用できるので自動車の免許を持っている人なら誰でも良い。田植機もコンバインも、そして草刈り機、肥料播きなども同じ考え方で良い。

耕耘・代かき・田植え・稲刈りは皆、作業であり難しい技術は必要としない。また、稲作技術も10ha当たり10俵くらい収穫するのであれば、難しく考えなくても多少の技術があれば良い。
その時こそ、農協の営農指導員を活用すれば良い。

農機具のコストが経営に一番影響を与える。農機具コストを下げ、大面積を経営する経営技術を身につけなければ農業経営の未来は開かれない。

by a-wakui | 2008-07-24 09:04

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