「産業の進化」   

何年も何十年も前から言われていることに解決策があるのではないか。

全ての産業が、時代の変化の中で産業形態の進化をしている。農業だけが、産業としての変化を遂げていない唯一の産業ではないか。また、進化を遂げていない産業ゆえに、新しい可能性を十分に秘めている。

産業の進化とは何かというと、例として交通手段が歩くことから馬車に変わり、そして車から電車、飛行機に変わる。通信手段は口コミから飛脚に、そして現代の手紙から電話、インターネットに変わった。
燃料も薪から石炭、そして石油から原子力、太陽光の利用へと変わった。農業も手作業から牛や馬、そして耕耘機がトラクター、自然乾燥から乾燥機と、一見大きく進化したように見えるが、本当に産業として進化したのだろうか。

確かに、手作業が機械に変わったのだから進化したように感じられるかもしれない。
しかし、私は単に手段が変わっただけでは産業の進化とは考えてはいない。

産業の進化とは、物を生産する手段が変わったことにより飛躍的に生産性が向上し、生産コストも飛躍的に下がっていなければ意味がない。

by a-wakui | 2008-08-31 13:09

<< 「農業の産業革命」 「日本農業の課題」 >>

ブログトップ | ログイン