「農業の産業革命」   

今まで手作業だったのが機械化しただけでは、コストが上がるだけであり、再生産が維持できない。その結果が今の日本農業の現実である。

機械化によって生産性も上がらずコストが上がるだけなら、中国のように手作業を維持した方が良いのではないか。

日本農業は手作業を機械化することにより、農業の産業革命を進めるよりも兼業化を進め、農業の産業革命を成功させた世界でも例のない国である。

世界の産業革命は、その産業の中で生産性を上げコストを下げることにより、より進化を進めてきたが、日本の農業は機械化により、農業の生産性を上げるのではなく、兼業化を進めることにより、農家個々の生産性を上げ、農家収入を上げることに成功した。

by a-wakui | 2008-09-01 12:58

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