「農業の選択肢」   

私は協会の経営を通して、日本の農業の方向性を提案し続けてきた。
協会の取り組みは、農業の数多い選択肢の中の1つである。21年前に、お米の個人産直をビジネスとして始め、当時は日本の多くの農家の方に影響を与えたが、今では、お米の個人産直は普通のことになった。

私は協会だけが取り組むことができても、他の方ができないのではだめだと考えている。協会ができることは、他の方にもできる。そのことにより日本の農業は変わっていくことができると考えている。

協会がこれから取り組むことは、今まで以上の商品やサービスの品質の向上であり、上限はないと考えている。

商品やサービスの品質の向上は経営者の理念の表現であり、経営者が「ここまでで良い」と考えたら、そこで止まってしまう。しかし、経営者がもっと上を目指せば、皆がそこまで向上させようと考え、行動する。

by a-wakui | 2008-09-10 18:30

<< 「自分の理念」 「食の時代」 >>

ブログトップ | ログイン