「農業従事者の減少」   

農業者の高齢化が進む中で、農業に新規参入する方は、20年程前には1年に1000人を下回り、現在は統計での発表すらない。
30歳未満の農業者は、3万人に満たないため、新しい就農者は10年経っても1万人しか増えないことになる。そして新規就農がある農業分野は、施設園芸部間が多く、米づくり分野にはほとんどいない。

農林水産省では、日本の農業の今後の予測は出ているだろうが、大きな政治問題にはなっていない。発表することができないぐらい重要な問題を抱えているのではないか。

これからも新規に農業に参入する方は減り続けることは間違いなく、高齢者でなくても、農業機械が高く機械の更新ができないので、農業をやめることになる。

農業は、自分1人の能力だけではできない。多勢の農家がいることによって、土地改良事業が行われるので、農業者の数が減ることにより、意欲のある方でも農業ができなくなってしまうのではないか。

by a-wakui | 2008-10-05 18:52

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