「2つの政策」
100万haの減反面積にこれからも米の減産のための畑作をすすめていくのか、それとも主食用米以外の加工用米を植えて、米の新しい利用方法を開発していくのか。それとも主食用米を植えるのか。
国も農家も、あらためて減反面積活用のための農業政策を考えなければならない時期がきたのではないか。国はそのために、水田フル活用事業と減反の選択制という2つの案を出した。
私はこの2つの政策は一体のものとして考えているが、同じ国の立場にある人からは、この2つの政策が相反するものとして考えられるようだ。
農業政策を考える時、国は常に農民の票のことを先に考えて、農民の票を取り込むための政策が考えられている。しかし、本当にそれで良いのだろうか。農民だけにとって都合の良い政策はあるはずがない。そんな政策は一時しのぎであり、長続きはしない。
国も農家も、あらためて減反面積活用のための農業政策を考えなければならない時期がきたのではないか。国はそのために、水田フル活用事業と減反の選択制という2つの案を出した。
私はこの2つの政策は一体のものとして考えているが、同じ国の立場にある人からは、この2つの政策が相反するものとして考えられるようだ。
農業政策を考える時、国は常に農民の票のことを先に考えて、農民の票を取り込むための政策が考えられている。しかし、本当にそれで良いのだろうか。農民だけにとって都合の良い政策はあるはずがない。そんな政策は一時しのぎであり、長続きはしない。
by a-wakui | 2009-03-23 16:43