「新規事業の創造」   

米めんの開発に取り組んで4ヵ月になろうとしている。
米めんの方向性については、ほぼ固まったので、新しい商品開発を考えなければならない。

まだ米めんが販売されていないのに、次のことを考えるのは気が早いと思われるかもしれないが、経営者としては、方向性を示すために短期間ではあるが全身全霊を集約して米めんの開発と営業に取り組んだので、今後は、社員皆で十分に対応できる。

私の経営者としての仕事は、次の新規事業の創造である。
米めんに次ぐ新しい商品とは、単に商品の品数を多く揃えると言うことではない。
米めん事業に匹敵する事業の開発であり、商品の開発をすることである。そのアイディアはすでにあるので、後は商品の試作をし、コスト計算をし、米めんと同じように営業先を開拓しなければならない。

協会の今年の目標は、1万トン(17万俵)の米粉商品の開発と営業先の開拓である。
単一の商品だけではなく、複数の分野の商品を開発しなければ、1万トンの米粉は商品化できない。
多くの方が私のブログを見てくれているが、ほとんど全ての方が、そんなことはできる訳がないと考えているのではないか。

私も、そんなことが簡単にできるとは思っていない。
4ヵ月前の私達は、米めんを造ることを考えてもいなかった。そして、4ヵ月後には、「冷凍生めん・冷凍茹めん・乾めん」、「白米めん・玄米めん・発芽玄米めん」ができるようになった。そして、全国展開の営業の方向性も確立できた。誰が考えてもできるはずのないことを可能にできた。

しかし、米めんだけでは1万トンの米粉の販売はできない。米粉を菓子メーカーに売るのは簡単だが、それでは単なる粉屋になってしまう。

協会が米粉に取り組むということは、商品を造り、販売先も創ることができなければならない。より多くの人に食べて頂ける商品でなければ、米粉の利用は伸びない。

では、より多くの人に食べて頂ける商品とは何か。

日本人が最も多く食べているのが、「米、パン、麺」であり、今回は、米粉を利用して米めんを造ったが、今度は米パンなのか。

米粉パンは、何年も取り組んだがうまくいかなかった。また、米粉パンを造るには、多額の設備投資が必要になる。今回の米めんの製造でも設備投資がかかるので、次の商品造りには投資がかけられない。
既存の設備投資の中から生まれる商品を少しアレンジすることで、最も大きな付加価値が出せる商品を造らなければならない。

協会の発芽玄米の施設を、単に、発芽玄米を最終商品として考えていたら、施設の有効活用ができない。今回の発芽玄米めんのように、付加価値の高い商品を造るための加工設備として、考えたなら、何か良いアイディアが浮かぶのではないか。

by a-wakui | 2009-07-10 17:21

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