「問われる新規需要米の需要方法」
500万tの米の需要方法が開拓できなければ、減反政策を今後も続けなければならなくなる。
それは、これからも減反のための補助金を続けなければならなくなるということだ。
これからの国の財政上のことを考えれば、補助金の額は年々減少することになるので、1年でも早く米の新しい需要方法を開拓しなければならない。
米の需要方法の開拓と併せて大事なことは、その仕事を農業の一部分として農村で行うか、それとも新規需要米の原料として、既存の企業に販売してしまうのか否かである。
田圃で生産した新規需要米を、既存企業に原料として販売してしまうと、農業は、補助金を貰って新規需要米を作るだけであり、農村には何も残らないことになる。
新規需要米の生産だけでは、補助金が減少した時に、米作りを辞めなければならなくなる。
# by a-wakui | 2009-08-02 17:24