生産調整強化   

39年間続いた生産調整も、平成19年度から選択性に変わり、生産調整の参加は原則的に自由になったはずだったが、昨年の夏の参議員選挙の結果やこれから予想される衆議院選挙のことを考え、また生産調整が今まで以上に強化される状況になってきた。

今、日本の農業政策は本当にこのままで良いのだろうか。行政もJAも農家もそして消費者も、真剣になって考える必要があるのではないだろうか。
多くの農家は兼業農家であるため、農業収入がなくなっても生活に困る事はない。現在使用している農業機械が壊れたら、機械を購入せずに農業をやめようと考えている農家がたくさんいる。急いで全国の農家の意識調査をする時期がきたのではないだろうか。

# by a-wakui | 2008-02-20 14:39

食の安全と安心   

輸出のための調査を始めて1年が経ったが、この1年間で「シンガポール・ウラジオストック・香港・ベトナム・オーストラリア」の輸出の商談が始まった。何を始めるにしても、「最初の一歩」を踏み出さなければ何も始まらない。

最初の一歩を踏み出すことで初めて、無限の世界が広がるのだ。
昨年は、日本中で食品偽装問題が報道されたが、今年に入り、今度は中国輸入食品の中毒により全国に被害が広がった。

国内だけが販売先であれば、このような問題が起きても国内問題だが、輸出においては国際問題になる。協会が輸出に取り組むためには、今まで以上に商品の生産から加工までの品質管理に注意しなければならない。

協会では現在、国際品質規格ISO14001と国際環境規格ISO9001を取得しているが、これから食品安全マネジメントシステムISO22000の取得を目指すことにより、品質管理をより強化しなければならない。

# by a-wakui | 2008-02-19 17:15

無菌米飯の輸出   

米の輸出を考える時、日本の食味感を持ち込むのではなく、食べるための利便性を考えたらどうかとの想いで「無菌米飯」を考えた。
無菌米飯を製造するための機械設備は、日本固有の技術と機械であり、無菌米飯を調理する電子レンジは世界中にある。消費量の少ない外国人にとっては、とても便利なのではないか。

ジェトロで市場調査をしてみたら、すでに外国にも無菌米飯が輸出されているが、コシヒカリも一般国産米も価格は同じであった。
日本における米の価値観は品種と産地であるが、外国における米の価値観は原産国である。この点が米の輸出における最大のポイントである。

# by a-wakui | 2008-02-18 16:38

米の輸出   

米の消費拡大を国内の人口だけで考えないで、輸出商品として考えたらどうなのか。この輸出に関しては、以前から何回も議論されてきたが、国際的な穀物メジャーの利権構造と国際価格の差の中で、実質的に輸出はできない状態であった。
昨年あたりから、日本食文化の世界的な普及と食の安全・安心の高まりから、国際価格の差を超えて安全・安心に対する国際的比較の中で、日本の米が輸出商品として認められつつある。

しかしながら、昨年の中国輸出は数十トン単位であり、輸出輸出と騒ぐ程ではないが、米の輸出がニュースになることそのものが遅れている証明なのかと考えさせられる。今まで輸出がほとんどできなかったのだから、小さくても一歩を踏み出したことは、高く評価できるのかもしれない。

# by a-wakui | 2008-02-17 10:10

米の需給バランスとは   

39年前に、米の需給バランスをとるために始まった減反政策。食の多様化による米の消費減により、ますます需給バランスがとれなくなったまま、39年後の今も先が見えない。
米が余らないようにするには、生産を抑制する、消費の拡大をする、とわかりやすい方法が2つある。現在の生産調整は生産の抑制を39年間続けてきた。では、消費の拡大はどうなのか。以前「もう一杯おかわり」運動等があったが、全く問題にならなかった。

消費拡大を一人一人の食べる量の視点から見るだけでは、拡大は難しいのではないか。今までの消費拡大は米が食べたくなる提案をするとの視点が足りなかった。
「米を食べやすくする・米が食べたくなる目的をつくる」等、通常の商品と同じような提案が必要であったが、その視点が足りなかった。

# by a-wakui | 2008-02-16 13:46

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