「農業の方向性」
昔、石灰産業が崩壊した時、代替エネルギーは輸入原油を利用した石油製品に変わったが、日本の農業が崩壊したら、中国からの輸入農産物に変わるだけなのだろうか。
油がなければ農産物も生産出来なくなるが、油と農産物を同一次元で考える訳にはいかないだろう。
日本人の主食としての米や野菜を生産している農業の方向性は、統計上の数字以上に深刻な影響を与える。しかしながら、日本が長い間取り組んできた政策が、現在の農業の現実を創りだしている。
これからも、その方向性は変わらないだろう。地球温暖化の危機をどんなに声高に論じても、各国の利害関係が一致しないため、世界はひとつの方向に進まない。
農業の危機は日本人の食の危機でもあるが、輸入すれば良いという人もいれば、石油の方が重要だという人もいる。国内の利害関係も一致せず、結局、ひとつの方向にまとまらない。
# by a-wakui | 2008-04-24 16:39
