「米粉のα化」   

先日、お菓子屋さんと話をした時に、「小麦粉はα化しているが米粉はα化していないからダメだ」と言われて驚いた。

私はそれまで小麦粉がα化して納入されていることを知らなかった。しかし、普通は米粉はα化していないことは知っていた。米粉をどの段階でα化するのか、また何回α化したら良いのか。
α化の程度はどのようにしたら良いのか。

ここに米粉利用のカギがあるのではないか。

# by a-wakui | 2009-02-22 17:37

「他社での研修」   

先日、山形県の加工食品メーカーを見学した。売上500億で社員約1000人、創立が昭和12年の会社であった。やはり、時代に応じて扱う商品は変わり、今では3000品目以上の商品を扱っているという。

私が関心を持ったのは、「商品企画、商品試作、品質管理」の部門が一体化しており、三部門の社員が合計60人程いたことである。分析装置も、基本的には協会と同じものを揃えてはいるが、設備的にも人員的にも技術的にも協会のレベルを超えているので、協会も参考にしなければならないと感じた良い研修だった。

# by a-wakui | 2009-02-21 16:45

「日本農業の発展の方向性」   

日本農業は、「減反の選択制と平成の農地改革」を基本政策とすることにより、発展の可能性がでてくる。

他の政策としては、米粉の活用による粉食文化の普及、農産物の産地表示の義務化、違反者の罰則強化等々を併せることにより、日本農業は今までとは異なる発展への方向性を示すのではないか。

今までの方向性を大きく変えようとすると、必ず反対勢力が出てくる。その人たちは今までの政策が自分たちにとって、とても都合が良いから、新しく変わって欲しくないのだ。

その反対勢力が出ることで、初めて新しい政策の効果が期待できる。反対勢力の出ない政策は、もともと、あってもなくてもどうでも良い政策だ。是非とも減反政策の選択制をすすめて欲しいと願う。

# by a-wakui | 2009-02-20 10:42

「日本農業の再建」   

多くの方から、減反の選択制についての意見を求められる。私は、減反の選択制については大賛成ではあるが、そのことだけでは日本農業の問題は解決しないと述べさせて頂いている。

日本農業は、2つの大きな病を抱えている。その1つが全国一律の減反政策だ。そしてもう1つは、農地が小面積に分散していることだ。

小面積に分散している農地を集約し、効率的な経営ができるようにしなければ、日本農業の再建はできない。私は、このことを「平成の農地改革」のすすめとして、昨年11月10日に各関係者に提案させて頂いた。

# by a-wakui | 2009-02-19 14:41

「素人の発想」   

「石破農水相は農政の素人だから、よくわからないで減反の選択制を発表した」という人もいる。しかし、農政のプロが農業をダメにしたのだから、農政の素人の発想で農業を改革しようというのはとても良いことだ。政治でも経済でも、行き詰まったらもう一度原点に返り、素人としての発想を持って物事の解決に向かわなければならない。

昔から「専門バカ」という言葉があるが、時には素人の考え方を取り入れることで、物事の解決に大きな力を出すことがあるのではないか。

# by a-wakui | 2009-02-18 10:07

「農家の選択」   

現在100万ha減反しているが、10ha5万円なら5000億円であり、10万円なら1兆円になる。

個々の農家は減反に参加した方が良いか、米をつくった方が良いか考えることだろう。減反に参加した方が米をつくるより良いと判断したら減反を選択し、減反よりも米をつくった方が良いと判断したら米をつくることになる。

その結果、米価が下がっても上がっても自己責任であるから、米価が下がった時の心配は不要である。そんなことよりも、100万ha以上に減反をしたい人が出てきた時に、補助金の用意ができるのか。そのことを考えていれば良いのではないか。

# by a-wakui | 2009-02-17 17:00

「減反の選択制」   

石破農水相が減反の選択制を提言し、ようやく農業政策にも新しい方向性が見えたと想ったら、今度は自民党の農政族から反対の声が出てきた。その理由は、減反の選択制を導入すると、皆が米をつくるため米価が暴落するというのだ。多くのマスコミも、選択制にすると皆米をつくり、米価が下がるというのだ。

選択制とは、米をつくるもつくらないも自由であり、米価が下がると思えば減反すれば良く、米価が下がっても米をつくりたい人がつくるのであって、選択制により米価が下がることを心配する必要はないのだ。心配しなければならないのは、選択制により減反に参加する人が多数出てきた場合、国は予算をどこまで準備できるのかである。

# by a-wakui | 2009-02-16 14:59

「公平公正の競争」   

農業政策は長い間、補助金をばらまくことにより、農民を選挙の票田として考え、農民も補助金を出してくれる政党を「日本農業を良くしてくれる政党」と考えてきた。しかし、本当はそうではないことに早く気がつかなければならない。

補助金をもらうより、国産農産物が公平公正な競争ができるような健全な市場の創造が最も大切なことを伝えるため、今国会で、米を原料とする加工食品全てに原産国の表示が義務づけられるという。ようやく公平公正の競争に一歩近づくことができる。

# by a-wakui | 2009-02-15 17:51

「偽装による被害」   

米の加工食品を提案する時に驚くのは、既存類似商品の価格の安さだ。あまりにも価格が安いので、内容を詳しく聞いてみると、原料は輸入米だという。現在は原料米に対して、産地表示がないので、消費者には選択の方法がない。

どんな商品でも、原料産地が明確になっていなければ、公平公正な競争ができないのではないか。商品を作る時、味についてはどんな味にもできるので、すぐに区別がつく。しかし、原料の産地がわからず、皆国産として流通していれば、消費者には区別がつかない。

鰻、アサリ、筍など様々な加工食品が中国などから輸入され、国産として出回り、食品偽装事件として問題になっている。「悪貨は良貨を駆逐する」という言葉があるが、偽装食品により、
日本の様々な農産物の産地の経営が成り立たなくなっている。それが現実の世界である。

# by a-wakui | 2009-02-14 13:33

「粉食文化の振興」   

選択制の実施は1年先のことなので、現実の動きはまだわからない。しかしながら、100万haで生産される500万tもの米を主食に向けないで加工用米にまわすとしたら、国としてもこの
1年間は、米の粉食文化の振興のため全力を尽さなければならなくなる。

米の粉食文化の振興のためには次の点が必要になる。

1.加工用であれ飼料用であれ、原料コスト削減のためには、米の多収性の品種が必要になる。現在1.5倍の収量の品種があるが、2倍の収量性品種の開発
2.麺やパンに加工するためには、加工適性が求められるので、麺やパンに適する品種の開発
3.米の製粉は小麦と違うので、米の製粉機の開発
4.米粉を利用する加工食品の開発
5.米粉を利用した粉食文化を国民にピーアールする活動

上記5項目のうち、国は品種開発には取り組んでいるが、その他は民間企業や個人
の力に頼っているのが現状である。
国は毎年多額の税金を減反政策に使っているが、米の粉食文化振興のため、総力を
挙げる必要があるのではないか。

# by a-wakui | 2009-02-13 09:06

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